MAXインドアテニススクール｜イベントリポート｜シングルス強化講座part3

今回もシングルスの競技特性を踏まえた練習メニューで行いました。定員6名中、2名が初参加でした。

一般的ウォームアップでは、特にストップ＆ゴーによる筋肉への負担を考え、ダイナミックストレッチ（動的ストレッチ）を行いました。

専門的ウォームアップでは、早く正確な判断と決断のため、縦のライン上を互いに狙い合い、ラインより左に落ちると判断したらフォアで、右に落ちると判断したらバックで返す（回り込む）ルールでショートラリーを行いました。この練習は『相手ボールを早く正確に予想する』『動かされての打球コントロール』『素早くセンターに戻る』と、シングルスの上達に重要な要素が多様に含まれている素晴らしい練習です（図１）。

その後、少し体が温まったところで、ネットから2mのところをベースラインとする、『ショートワイドシングルス』を。普段のスクールのレッスンではどうしても、”真っ直ぐに打つ”（あるいは、相手の方に打つ）ことに慣れてしまうものです（打ち合いにならないと面白くないので）。しかし、シングルスにおいて、これでは相手を崩したり、ウイナーを取れない習慣となってしまいがちです（ダブルスも、ですが）。この練習は、『タッチ感覚』と『角度をつける』能力を向上させます。もちろん、左右への『コートカバー力』も培われます。ここまでがウォームアップです。

そこからドリル練習。クロス深くスライス〜ストレートドロップショット（同じフォームからコートを広く使う効果的な基本コンビネーション）、ワイドに振られたあと、パワフルなショットを犠牲にせずに素早くセンターに戻るステップワークの紹介と反復練習、それを使ったコンビネーションドリルの練習を。

これらはもちろん、競技テニスそのものに役立つスキルですので、ダブルスをやる際にも活きてくるでしょう。

サーブ＆ネットダッシュの練習をし、最後は作戦カードを使ってのシングルス練習を行いました。

 

以下、受講者の皆さんのご感想とコーチのコメントです↓↓↓

 

8月から月1回開催させていただいてきたシングルス講座も今回で3回目となります。

今回もキャンセル待ちで受講できなかった方もいらっしゃり、その方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです。。

たくさんの方々にご支持いただき、感謝申し上げます。

ぜひ、学ばれたことを皆様の自己実現に役立てていただければ幸いです。